口に含んだ瞬間広がる甘みと香ばしい香り。
まるごとさんかく茶のおいしさの理由は、緑茶・抹茶・煎り米、 それぞれの素材の品質を支える「人」がいるから。
今回は、香ばしさの要である「煎り米」を生産している中村さんに製造のこだわりをお伺いしました。
変わらない香ばしさは、日々の見極めから
煎り米づくりは、火を入れる工程の前に、生米の状態を確認するところから始まります。その日の温度や湿度によって米に含まれる水分は微妙に変わるため、マニュアル通りの煎り方をすれば完成…というわけにはいきません。生米の状態を見極めたうえで、その日に合った工程を組み立てていくことが、仕上がりを安定させるための第一歩になります。
「煎り米」製造のこだわり
①蒸すことで甘みを引き出す
まずは国産のうるち米を蒸して甘みを引き出し、乾燥させます(アルファ化)。
生米をそのまま煎っても芯が残り、おいしく煎り上がらないため、「蒸す」「乾燥」の工程が重要です。
②2種類の方法で3度焙煎
乾燥させたお米は昔ながらの製法「砂煎り焙煎」で1度焙煎します。
中の水分を一気に熱することでお米がポン菓子のように膨らみ、ふっくらと煎り上がります。
その後高温の風を当てる「熱風焙煎」でじっくり2度にわたり焙煎していきます。
こうすることで砂を飛ばし異物混入を防ぐだけでなく、ブレンドした際にぼやけない香ばしさに仕上がります。
ばしさを前面に出そうとすると、爆ぜたり苦みがでたりします。ブレンドする緑茶や抹茶との調和を考え、熟練の焙煎士が色や香りで煎り具合を日々細かく見極めています。
③ブレンド直前に粉砕
香ばしさを更に引き立てるため、焙煎した米を粉砕をします。
粉砕後は徐々に風味が落ちるため、茶葉とブレンドする直前に必要分だけ粉砕しています。
まるで今焙煎したかのような香ばしさをお楽しみいただけます。
スタッフの感想
工場内は、火を使うので1年中暑いです。今もほら…室温46度!空調管理はされていますが、機械が多いので熱がこもります。衛生管理上、窓をあけることもできず、工場内では長袖・長ズボンでの作業が基本。過酷な環境での製造ですが、毎日同じ品質で仕上げるためには必要な条件なんです。
唯一無二の香ばしさは、過酷な環境でもおいしさに妥協しない、生産者さんの職人魂なのだと改めて実感しました。
こだわりの煎り米を使用した「まるごとさんかく茶」、ぜひ一度味わってみてください。















